ヨーロッパ9つのストア、北米3つのストア、日本の購入者に出荷する注文に関して、海外からの返品を処理するには、以下に示す方法のうち、いずれか1つを使用する必要があります。
2021年10月5日より、ヨーロッパのストア(Amazon.co.uk、Amazon.de、Amazon.fr、Amazon.es、Amazon.it)に出品し、海外からの注文を出品者出荷(MFN)で対応する販売パートナーは、20ポンドまたは25ユーロ(VAT込み)以下の商品について、デフォルトの国内返送先住所をAmazonに提供するか、返品なしの返金を提供する必要があります。たとえば、Amazon.deでの注文をドイツ国外から出荷する場合、商品が25ユーロ(VAT込み)以下であれば、ドイツのデフォルトの返送先住所(または返品なしの返金)を提供する必要があります。または、Amazon.co.ukで受けた注文をイギリス国外から出荷する場合、商品が20ポンド(VAT込み)以下であれば、イギリスのデフォルトの返送先住所(または返品なしの返金)を提供する必要があります。出品者がAmazonに提供するデフォルトの返送先住所は、Amazon返品ポリシーに該当するすべての返品について、購入者が商品を返送できるように、Amazonの返送料前払いの返送用ラベル(APRL登録済みの出品者のみに適用)または未払いの返送用ラベルを作成するために使用されます。
出品しているストアにデフォルトの国内返送先住所が提供されていない場合、Amazonは出品者に代わって、返品ポリシーの要件と上記のしきい値を満たしているすべての返品に対し、自動的に返金を行います。この場合、商品の返品は不要です(返品なしの返金)。
このポリシーのしきい値を適用する際は、商品価格(VAT込み)が考慮されます。なお、購入者に対して処理される返金には、VAT込みの商品価格、および購入者が支払った配送料(適用される場合)が含まれます。
出品する1つ以上のヨーロッパのストアに国内の返送先住所がない場合は、サービスプロバイダーのネットワークページに登録されている、海外からの返品を扱う物流業者にお問い合わせください。
返品処理方法のオプション:
返品処理方法2: 国内の返送先住所を提供する。国内の返送先住所を更新する手順は、以下のとおりです。
返品処理方法3: 返品リクエスト用に返送料前払いの返送用ラベル(RML)を提供する:
セラーセントラルのアカウントにあるマーケットプレイス・メッセージ管理から、返送料前払いの返送用ラベルをEメールで購入者に送信することもできます。
返送料前払いの返送用ラベルを提供する物流業者の例は、以下のとおりです。
出品者が上記の要件に従っていないと判断した場合は、対象となる購入者にAmazonが積極的に返金することがあります(購入者は商品を保持することも破棄することもできます)。
購入者からの返品方法については、以下のオプションを検討してください。
海外からの返品の場合、出品者は、輸出入に関わるすべての義務を遵守し、関連するすべての関税および税関手数料を支払う責任があります。
FBAを利用する場合、当該ストアでのFBA注文については、Amazonが出品者に代わり現地での返品に対応するため、現地の返送先住所を提供する必要はありません。 FBAの返品について詳しくは、FBAの購入者返品ポリシーをご覧ください。
状況によっては、返品される商品について、一部返金を提案することが適切な場合があります。返品、キャンセル、在庫切れ商品の場合は、全額返金を行ってください。出品者の善意を示す方法、または損失補てんや問題解決の一環としてのみ、出品者の裁量において一部返金を行うことができます。たとえば、商品が少し破損した状態で届いた場合や商品説明に些細な不一致があった場合などです。一部返金を行う場合、誤解やAmazonマーケットプレイス保証申請を避けるために、事前に購入者の同意を取り付け、金額の一部のみを返金することを伝えてから返金を行うことをお勧めします。 詳しくは、一部返金を実行するをご覧ください。
Amazonでは、購入者の所在国で返品を受け付ける返品物流業者のリストを提供しています。 海外からの返品を扱う物流業者は、販売数量や単価に応じて、他国の購入者が商品を返品する場合に出品者が負担する費用を軽減するための解決策を提案します。たとえば、複数の返品をまとめて出品者へ発送したり、別の購入者に発送する物流業者もあります。海外からの返品を扱う物流業者のリストについては、サービスプロバイダーのネットワークをご覧ください。