注文処理量の機能を使用することで、出品者出荷の通常配送の注文について、出品者の出荷量に基づいて、迅速かつ正確な配送時間を伝えることができます。この機能では、1日に処理可能な注文数(梱包と出荷)に応じて制限を設定できます。1日当たりの制限に達すると、追加的に受注した注文では、指定した出荷作業日数にさらに1日間が自動的に追加されます。
注文処理量で設定した内容は、購入者に表示されるお届け予定日、および注文商品の出荷予定日に反映されます。このオプションを有効にすると、出出荷作業日数を柔軟に設定でき、購入者に配送を迅速に行うことができます。また、注文が急増した場合の出荷遅延率が上昇するリスクも軽減されますが、これは、1日の処理量の制限に達した場合に注文の出荷作業日数が調整されるためです。
通常配送の注文処理量を設定するには、以下の手順に従います。
注文処理量の機能を使用して、自社の最適な作業量を設定することで。1日のデフォルトの出荷作業日数と土曜日/日曜日の出荷作業日数を柔軟に採用することができます。特に商戦期中は、管理できる数量を超える注文を受けた場合でも、出荷遅延率を守ることができます。作業量に基づいて、1~2日以内に処理できる出品者出荷の注文数の上限を設定できます。
出荷作業日数を短く設定し、土曜日または日曜日の作業を有効にすることで、予定配送時間を短縮できます。購入者は迅速な配送を望んでおり、配送予定日が早い商品を購入する傾向にあります。また、配送予定日が早い商品は、商品詳細ページでおすすめ商品として表示される可能性が高くなります。
注文処理量に値を設定すると、その日に注文数に達した場合に、追加注文を受注すると、出荷作業日数に1日が自動的に追加されます。これは、お届け予定日と出荷予定日に算入されます。
たとえば、注文処理量を1日あたり100件の注文に設定し、1日のデフォルトの出荷作業日数をアカウントレベルで設定した場合、1日あたり最初の100件の注文に対し、デフォルトの出荷作業日数は1日になります。101番目の注文から最大午前0時までの受注については、出荷作業日数は2日間に更新されます(デフォルトの出荷作業日数の1日間+注文処理量の調整の1日間)。つまり、出荷予定日は1日延長され、購入者には2日間という出荷予定日が提示されます。出荷作業日数は、再び元の有効値である深夜にリセットされます。
以下の表では、その例を示しています。日付 | 受注した注文 | デフォルトの出荷作業日数 | 1日の注文処理量の上限 | 1日HTの注文 | 2日HTの注文 | 3日HTの注文 | 出荷保留中の注文 |
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2021年10月1日 | 1000 | 1日 | 1000 | 1000 | 0 | 0 | 0 |
2021年10月2日 | 1500 | 1日 | 1000 | 1000 | 500 | 0 | 500 |
2021年10月3日 | 2000 | 1日 | 1000 | 1000 | 1000 | 500 | 1500 |
2021年10月4日 | 2000 | 1日 | 1000 | 1000 | 1000 | 1000 | 2,500 |
2021年10月5日 | 1000 | 1日 | 1000 | 1000 | 1000 | 1000 | 2,500 |
2021年10月6日 | 500 | 1日 | 1000 | 1000 | 1000 | 1000 | 2000 |
2021年10月7日 | 500 | 1日 | 1000 | 1000 | 1000 | 500 | 1500 |
2021年10月8日 | 500 | 1日 | 1000 | 1000 | 1000 | 0 | 1000 |
2021年10月9日 | 500 | 1日 | 1000 | 1000 | 500 | 0 | 500 |
2021年10月10日 | 500 | 1日 | 1000 | 1000 | 0 | 0 | 0 |
いいえ。プログラムの利用資格を維持するために、注文処理量の制限が適用されることはありません。出荷遅延率を維持しながら購入者に迅速に配送するのに役立つので、注文数の上限を設定することをお勧めします。
いいえ、制限はありません。注文処理量の上限は、作業量が変更された場合はいつでも変更できます。
注文処理量は、出品者出荷の通常配送の注文にのみ適用されます(プライム配送やお急ぎ便関連プログラムの注文は含まれません)。マケプレプライムプログラムの参加資格を満たしている場合は、一般的な配送設定でマケプレプライム注文数の上限設定を使用して、マケプレプライムの注文処理量の上限を設定できます。