VAT登録が免除されている出品者向けの領収書自動作成：よくある質問

免除を申告すると、どのような機能やメリットが得られますか？

出品者はVAT登録免除のステータスをAmazonに自己申告することにより、27のEU加盟国およびイギリスでVAT登録を行う必要がないことを確認したことになります。したがって、購入者にはVAT請求書を作成する義務はありません。

これにより、以下のことが可能になります。

1.領収書作成の手動での作業を削減。Amazonが出品者に代わってすべての売り上げの領収書（「購入を証明するもの」）を自動的に作成して発行し、購入者がAmazonアカウントから直接入手できるようにします。

2.法人/個人事業主のお客様に対する出品の認知度を向上。商品の出品価格に対してVATは計算されません。また、「ダウンロード可能な領収書」バッジで、領収書がダウンロード可能であることを法人/個人事業主のお客様に知らせるため、売り上げの向上につながります。

3.Amazon Business請求ポリシーへの準拠。出品者は、VATに登録してVAT請求書を発行する義務がない場合でも、Amazon Businessの法人/個人事業主のお客様からの注文については、出荷通知を送信してから1営業日以内に領収書を提出する必要があります。

VAT登録免除を申告するには、どのような資格が必要ですか？

事業の拠点がEUにあり、以下の条件に当てはまる場合：

• 商品を供給しており、年間合計金額が主な拠点国および発送元国の国内しきい値を下回っている。
• 主要な事業の拠点である国以外に在庫を保管（および/またはそこから商品の発送を）していない。
• ポイント（a）ごとのVAT登録義務がなく、拠点国から出荷する遠隔地のB2C販売において、EUの国境を超える販売に関する年間しきい値（10.000ユーロ）を超えていない。
• イギリスの購入者に商品を送る際、登録輸入者としての役割を担っていない。

イギリスを主な拠点国とし、イギリスからのみ発送する事業の場合：

• 現在の国内登録しきい値を下回る商品を販売している。
• VATが免除されている、またはその課税対象とならない商品のみを販売している。
• イギリス国外に在庫を保管しない（および/またはイギリス国外から発送しない）。
• EUに拠点を置く購入者に商品を送る際、登録輸入者としての役割を担っていない。

事業の拠点がEUおよびイギリス以外であり、以下の条件に当てはまる場合：

• EUおよびイギリス以外から商品を直接出荷している。
• EUの27加盟国およびイギリスに在庫を保管していない。
• EUおよびイギリスで商品の輸入業者としての役割を担っていない。

登録していない場合、領収書を提出する必要がありますか？

Amazon Business請求ポリシーに従い、出品者はVAT登録や売り上げに対するVAT請求書を発行する必要がない場合でも、Amazon Businessの法人/個人事業主のお客様の注文に対しては、注文の出荷通知を送信してから1営業日以内に領収書を提出する必要があります。

Amazonの領収書作成ソリューションを使用する場合、追加料金はかかりますか？

いいえ。利用資格要件を満たす限り、対象となるすべてのVAT登録免除の出品者は、Amazonの領収書作成ソリューションを無料で利用できます。

Amazonが出品者に代わって作成した領収書はどこで確認できますか？

VAT免除のステータスをAmazonに申告すると、セラーセントラルの注文管理ページでAmazonが作成した領収書をダウンロードできるようになります。アクションタブの請求書管理をクリックすると、各注文の領収書を確認できます。

VAT登録が免除されなくなった場合はどうすればよいですか？

VAT登録が義務付けられている場合、またはVAT登録している場合は、VAT登録免除ステータスを取り下げ、VAT請求書を発行する必要があります。税理士にご確認のうえ、Amazonの無料のVAT計算サービスへの登録をご検討ください。詳しくは、VAT登録免除の利用規約をご覧ください。

免除の申告後すぐに、メリットを得ることができますか？

Amazonの領収書作成ソリューションは、変更がシステムに反映されるまでに約30分かかります。変更が行われている期間のトランザクションを確認し、必要に応じて修正することをお勧めします。

購入者は、Amazonが作成した領収書をどこで確認できますか？

Amazonが出品者に代わって領収書を作成すると、購入者は注文履歴ページで領収書をダウンロードできるようになります。